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石橋 正祐紀
no journal, ,
花崗岩のような結晶質岩中の割れ目は、地下水が地下水中の物質の移行経路として機能するため、地下水中の溶存物質の移動を評価する上では、透水性割れ目の特徴や長期的な変遷を把握する必要がある。そこで、本発表では透水性割れ目の特徴やその長期変遷、並びに割れ目の調査方法に関する検討結果を示す。調査の結果、透水性割れ目は全割れ目の一割程度で比較的大きく、方解石で覆われている傾向があり、これらは花崗岩固化直後に形成され、その後の岩体上昇に伴い開口・伸長したものと推定された。また、割れ目をボーリングで調査する上では、割れ目の卓越方位の法線方向の和の方向に掘削し、逐次その頻度の変化を追跡することで効率的に調査できる可能性が見いだされた。